
そもそもどうやればいいの?
この記事は上記のような悩みを持っている人向けに書きました。
この記事を書いている私もニートから正社員就職を成功させました!
私の実体験を交えつつ、
- ニートの自己分析のやり方
- 絶対に自己分析した方がいい理由
を紹介していきます。
目次
ニートが自己分析するやり方は?
私もニートから就職するにあたって、色々な自己分析の手法に触れてきました。
最終的に辿り着いたのは下記の2つです。
- 自己分析のとっかかりになる、「グッドポイント診断」
- 人生の目標を見つける「人生の目的論」
まずグッドポイント診断とは、リクナビNextが提供している性格診断のプログラムです。
4択の質問に答えていくことで、18種に及ぶ特徴の中から自分の性格を診断してくれます。
リクナビNEXTのグッドポイント診断30分ほど所要時間かかるけど今までの自己分析系のテストの中で一番当たっててすげぇ。自分が短所だと思ってたとこが長所として書かれてて目から鱗。
— ひょうどう (@247markets) July 24, 2018

お金もかからないし時間も30分ほどなので、自己分析のとっかかりとしては最高
自己分析の手法で最高だと感じたのは、「人生の目的論」という自己分析の手法です。
タイトルの通り、自分の人生の目的を見つけ、それを達成するために企業を選ぶという自己分析の手法となります。
少しでも人生を好転させたいと思うなら、utsuさんの人生の目的論で自分を徹底的に見直すか
セルフマネジメントの授業を受けるかどちらか
多分、今あるキャリア教育で自分見つめ直すプログラムはこれくらいしかない— 倫@キャリア塾Fcrow塾長/市川 (@tomo_management) November 9, 2022
ただ自己分析をやったことがない人が、いきなり「人生の目的論」で自己分析するのはおすすめしません。
最低A4の紙50枚を埋めないといけないので、なかなかハードです。
なので私はまずリクナビNextでグッドポイント診断を行い、
その診断結果を参考にしながら「人生の目的論」で自己分析を行なっていきました。
「人生の目的論」で自己分析するやり方
具体的なやり方は下記になります。
- できるだけ大量に、A4の紙50枚に過去から現在まで書き出す
白紙の紙で
感情や人物、エピソードなどをふかぼっていくこと - 書き出した内容から共通項や方向性を見出して、まとめる
子供の頃から自分の中に根ざしていたものを見つける工程
なのでエピソードが1つだけしかない共通項や方向性は、省くこと
自分の中に根ざしているものは子供の頃から今に至るまで、エピソードは違えど何度も傾向として出てきているはず
それを見つける - 自分の人生の目的は何か、をはっきりさせる
自分の中に根ざしていたものが自分の人生の目的となる
それを軸に企業選びや志望動機、自己PRを作成する
めちゃくちゃ大変だと思いますが、これくらいの量はやってください。
自己分析がしっかりできていれば、面接での回答のクオリティが数段上がります。
私がアレンジしたやり方を、上記に書きました。
詳しいやり方や正規の方法を知りたい人は「人生の目的論」という本を見てください。
Kindle Unlimitedに加入していれば無料で読めます。
「人生の目的論」で自己分析するメリット、デメリット
人生の目的論を使って自己分析することの、メリット、デメリットを箇条書きにします。
メリット
・自分の人生で成し得たいことがわかる
・志望動機や自己PRに一貫性が出る
デメリット
・時間がかかる
・どの企業にも合わせられる柔軟性はない
「人生の目的論」自己分析するメリット
自分の人生で成し得たいことがわかる
自分が最終的にどうなりたいか、考えたことはありますか?
受験勉強や試験勉強では、ゴールから逆算して必要な過程を洗い出します。
受験や資格試験は、逆算して効率よく準備を進めることができるのに対し、人生全般はどうでしょうか。
その時その時でテキトウに選択してきませんでしたか?
私自身、周りに流されて生きてきたので大変苦労しました。
大学は中退しましたし、公務員試験には2年連続で落ちます。
今ではニートの状態から無事に正社員になれましたが、とても苦労しました。

受験と人生、何が違うのでしょうか。
なぜ受験は逆算して考えて戦略的に動けるのに、人生に対してはできないのでしょうか。
それはゴールが定まっているからです。
受験や資格試験のゴールは、たいてい○○点以上取ることです。
対して人生のゴールは決まっていません。
ではなぜ人生のゴールは決まっていないのでしょうか。
それは決まった形の正解がなく、個人それぞれの中を探ることでしか見つからないです。
そして探ること、要するに自己分析する機会はほとんどありません。
だからだれものが自分の人生のゴールがわからないまま生きています。
ゴールが決まっていないので、逆算して考えてアプローチすることもできません。
なので生き方に困る人がたくさんいるのです。
この「人生の目的論」という自己分析を行うと、自分の人生で成し得たいこと(ゴール)が定まります。
就職する際に役立つのはもちろんのこと、自分の人生に対しても戦略的に取り組めるようになります。
志望動機や自己PRに一貫性が出る
「人生の目的論」で自己分析を行うと、自分の人生で成し得たいことがわかります。
企業を選ぶ際も、その目的を達成できるか?
という基準で選ぶのです。
なので面接で定番の質問にも、一貫性のある回答が用意できます。
- 志望動機
- 入社した後にやりたいこと
- 自己PR
ここら辺は自分の人生で成し得たいことに絡めながら回答してください。
そうすることでなぜなぜと問われてもぶれない一貫性を担保することができます。
自分にはこういう人生の目的があって御社を志望しています。
それを裏付けるエピソードは自分の○○時代の○○というエピソードが元になっていて……てな具合ですね。
自己理解が深まるとミスマッチを防げる
念願のホワイトな企業に入れても、短期で離職していってしまう人がいます。
なぜだと思いますか?
それはミスマッチです。
自分の性格ややりたいことと、会社の風土や職種内容が自分に合っていないと短期離職につながります。
新卒の子ならまだしも、ニートにはそう何度もチャンスはありません。
数少ないチャンスを活かしきるためには、自己分析をしっかりして自己理解を深めてください。
自己分析に時間をかけることは遠回りに思われるかもしれませんが、
結局はそれが近道になります。
「人生の目的論」自己分析するデメリット
時間がかかる
白紙のA4の紙50枚を書き出すのはけっこう時間がかかります。
やり方が書いてある本の中でも最低でも2週間はかけてください、と書かれています。
とはいえニートなら時間に余裕はあるはずなので、じっくりと進めてください。
自信がなくなるorいやな過去を直視しないといけない
ニートになった理由は様々だと思います。
中には思い出したくない過去もあることと思います。
少なくともいい思い出ではないでしょう。
自己分析をするにあたって、自分の過去を見つめ直すことは必須です。
自分の中にあるイヤな過去を思い出し、客観視する必要があります。
人によっては耐え難いことだと思います。
しかしその痛みを乗り越えないと前には進めません。
ポイントは、過去の不甲斐ない自分や情けない自分を否定する必要はありません。
できなかったことを認めて、どうすればできたのか考えましょう。
ニートが自己分析をやらないとどうなる?
上記では自己分析のメリットとやり方を伝えてきました。
では過去と向き合うのがイヤで、自己分析を行わないでいるとどうなるでしょうか?
面接で話す内容が薄っぺらくなる
公務員試験の面接で不合格になり続けた私が痛感しました。
自己分析していない志望動機や自己PRは、ひじょうに薄っぺらいです。
公務員を目指していた時は自己分析なんて知らなかったので、やらない状態で面接に挑んでいました。
志望動機もそら落ちるわ、みたいなもんでしたね。
黒歴史です笑
そして自己理解が深まっていないので、面接でなぜ?
と深掘りされた時がやばいです。
言葉に詰まったり論理破綻したりします。
その状態じゃあまず受からないので、しっかりと自己分析をして自己理解を深めましょう。
ニートが自己分析するやり方・まとめ
自己分析をやらないとどうなる?
短期離職につながってしまう
面接での受け答えが、非常に薄っぺらいものになってしまう
なのでニートから正社員を目指す上で自己分析は必須!
自己分析のやり方
「人生の目的論」という自己分析の手法がおすすめ
これは自分の人生で成し得たいことを過去から探し出す自己分析の手法
自分の人生の目標を達成できるか?という視点で就職先を探す
A4の紙50枚とハードルは高めですが、やる価値はあり!
人によっては嫌な過去と向き合う必要が出てきます。
しかし避けては通れません。
大きく変わるときには、大きな痛みも伴うものです。
大きな変化の兆しなんだと前向きに捉えて、自分の傷と向き合ってみてください。