
ニート生活を続けるメリット・デメリットを知りたい
上記のような悩みについて答えます。
私自身、5年間ほどのニート生活を続けていました。
結論
真綿でじっくりじっくり首を絞められていく感じです。
私は、今は就職していますがニート生活に戻ろうとは思いません。
ニート経験があるので、ニートをやることを否定はしません。
とはいえ、ニートを続けているとどうなるかはきちんと認識してほしいと思っています。
なぜなら後悔のある人生を送ってほしくないからです。
ニートをやるのならどういう結末になるのかしっかり認識した上で、後悔なくニートをやりましょう。
目次
【メリット】ニートの時の楽しいこと
嫌なことに向き合う必要がない
ニート最大のメリットは、嫌なことに向き合うこと必要がない点でしょう。
自分がいやだな〜と思うことを回避することができます。
私も嫌なことから逃げてニートになりました。
大学在学中は、学校に通いたくなくて。
フィリピンに留学中は、授業に出たくなくて。
結局振り返ってみると、コンフォートゾーンから抜け出したくなかったんだなと思います。
大学という場所がめちゃくちゃアウェーでしたし(友達いなかったから)、留学は言わずもがな。
日本じゃないし友達おらんし、右も左もわからん!
みたいな感じだったので嫌いでした。
今のご時世娯楽が腐るほどあって楽しい
今のご時世、自宅で楽しめる娯楽が山のようにあります。
小説や漫画、ゲーム、映画、音楽、オナニーやお酒。
しかも娯楽の大半はサブスクになっており、定額でいくらでも楽しむことができます!
- ゲームの場合は、PSPlusやXboxのGamePassなど。
- 小説の場合はKindle Unlimited。
- 映画はAmazonプライムビデオ、ネットフリックスなど。
- エロ動画はXvideosやPornHubなどでいくらでも見ることができます。
お金をかけずに時間を潰すことに関しては、現代ほど恵まれた時代はありません。
私自身、ニート時代はオナニーしつつお酒飲みつつ、ゲームやYoutubeで時間を潰していました。
時間が余っているニート期間は、長いシリーズを読破するのにぴったりです。
私はガンダムシリーズやスターウォーズシリーズなど、ニート期間に見終えることができました。

【デメリット】楽しいニート生活を続けることで起こること
嫌なことは本来向き合うべきこと
私の場合の嫌なこととは、
学校に通うこと
授業に出ること
でした。
本来であれば嫌とか言わずに立ち向かうべきことです。
立ち向かわなかったおかげで、大学は中退し最終学歴は高卒になりました。
正社員就職に苦労したことは言うまでもありません。
もちろんパワハラやセクハラ、いじめなど、一歩間違うと自分が壊れてしまうような出来事に向き合う必要はないと思います。
ただ、あなたが今している”逃げ”という行動は、本来であれば向き合うべきなのでは?
私の場合だと、あの時逃げないで正面から立ち向かえばよかったと思います。
とはいえそう考えられるようになったのも成長です。
1日があっという間に過ぎ去って、何も成長しない
今のご時世、サブスクリプションでお金をかけずに娯楽を延々と楽しむことができます。
しかも世には一生をかけても味わえないほどの作品で溢れかえっています。
私がニートをやっていた時も、お酒飲んでテレビ見てゲームやって漫画みて、っていう生活をしていたら1日はすぐに終わりました。
ゆえに、自分の成長に充てる時間が皆無です。
まじであかんタイプの時間の使い方です。
自己PRにもつながらなければ、空白期間何していましたか? の質問にも満足に答えられません。取り繕うのが精一杯で、プラスには断じてなりません。
こんな生活を送っていたらニートを脱するのはかなり難しいと思ってください。
ストレスはないが自己嫌悪がひどい
嫌なことから逃げることができるので、ニートは基本的にはストレスフリーです。
ただそれは外部的な要因のストレスがないと言う話であって、自分の内面から生じる内的なストレスはひどいです。
- 周りは就職しているのに自分だけニートをやっている
- 周りは彼女がいて結婚している友人もいるのに、自分はニートで独身
- 本来ならば立ち向かうべき事から逃げている
- 自分の成長につながらない事に時間を費やしている
- 親や兄弟からの腫れ物扱いがきつい
- 親戚の集まりには出られない
- 外に出られない
などなど。
ニートを脱した私でも思い返すと心臓がひゅっとなります。
こういう自分から湧き上がるストレスがずーっと自分を苦しめます。
むしろ四六時中かまわず自己嫌悪に陥るので、外的なストレスよりタチが悪いです。
こういった内的ストレスから逃げるため、私は常にお酒やオナニーでドーパミンを出していました。
とてもシラフの状態では向き合えませんでしたね。
ニート生活の楽しいことまとめ
ニートの楽しいこと
・嫌なことに向き合う必要がない
・今のご時世娯楽が腐るほどあって楽しい
ニートでいることで楽しくないこと
・本来であれば向き合うべき事柄から逃げているだけ。
・娯楽に時間を費やすことは、自分の成長にはつながらない。
・自己嫌悪によるストレス
ニートは外的なストレスは皆無だけど、内的なストレスがひどいです。
1週間くらいなら楽しめると思いますが、それ以上はやりたくないです正直。
もちろん叶えたい夢や、やりたいことがあり、そのために時間を注いでる場合はいいと思います。
私も全力で応援しますし、その夢が叶わなくても、本気で挑んだ過程っていうのは面接の場でも語れます。
逆に私が一番心配なのは、昔の自分みたいなタイプ。
ただイヤなことから逃げるだけで、やりたいことがない場合。
これはマジでやばいです。時間をムダに過ごすだけで、面接で語る内容にも自己PRにも繋がりません。
文字通りヒマを潰すような時間の使い方をしているニートです。
そんな方には就職する・しないは置いておいて自己分析をおすすめしています。
自分の人生をかけて何をしたいのか。
自分を理解することで、人生の目標を見つけるのです。

安心してください。お金はかかりません。紙とペンがあれば十分です。
私は就職するときに初めて自己分析をしました。
その時もうちょっと早く自己分析と出会っておけばよかった…!
と思いました。
それまで中・高で部活は途中でやめるし、大学は中退するし、留学中も授業に出なくなるしで、ダメダメやろうだなと自分のことを思っていました。
ただ自己分析をすることで、そういうダメなところを含めて”自分”を知ることができました。
問題があるのなら原因を突き止めて対処すればいいだけの話です。
ダメなところがあるのなら、ダメになってしまう理由を突き止めて対処すればいいんです。
いわば自己分析とは、自分の教科書を作ることです。
自分を理解するためにまずは自己分析を行いましょう。
自己分析をしてから、自分の人生に本気になれました。
一度しかない人生ガチで生きましょう。
そのためには、自分が心の底からやりたいことを見つけることです。